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XF18-135mmF3.5-5.6自転写レビュー

自転車はカメラとの親和性が高い! 自転車に乗っていると目まぐるしく景色が変わり、ドラマチックな光景が次から次へと現れます。琴線に触れる景色に出合ったら、自転車をとめてサッとカメラを構えるだけ。

自転車に乗っていると、多くのシャッターチャンスに恵まれます。

ただ、サイクリングしているときに余計な荷物は邪魔になります。交換レンズすら邪魔に感じることがあります。レンズ一本で何もかもを写したい! そんなわがままに応えてくれるのが富士フイルムの「XF18-135mmF3.5-5.6」です。

私が自転車に乗るときは、このレンズを使うことが多いです。

もちろん、サイクリング以外にも旅行や出張での使用もおすすめです。レンズ一本でたいていのシーンを撮影できるので、余計な交換レンズを持っていく必要がなく、荷物を減らせます。

以下にレビューと作例を紹介するので、「XF18-135mmF3.5-5.6」が気になっている人は、購入するかしないかの判断材料にしてください。

レンズの基本スペックと特長

・35mm判換算で27mm~206mm
・5.0段の手ブレ補正効果
・防塵防滴構造
・質量490g
・希望小売価格:124,000円(税別)
・撮影距離範囲 標準 0.6m – ∞、マクロ 45cm – ∞
・フィルターサイズ ø67mm

5.0段の手ブレ補正効果があるので、多少ホールドが甘くても問題なし。シャッターチャンスを逃すまいととっさに撮影するシーンでも、あまりブレを気にせず撮影できます。広角より手振れが置きやすい望遠域で撮影することが多いので、すごく助かっています。

まだ試せていませんが、ボディ内手振れ補正機能があるX-T4につけるとどうなるか興味深々です。手持ちでの動画撮影にも、けっこう使えるのでは?と想像してしまいます。

イイところ

当たり前ですが、望遠にすればF5.6になるとはいえ、大きなボケが期待できます! 


また、くどいようですが35mm判換算で27mm~206mmなので、これ一本でさまざまなシーンに対応できます。出かけるとき、余計なレンズを持っていく必要がありません。

先日、旧東海道を自転車で走りました。カメラはX-T2。そして、レンズはXF18-135mmF3.5-5.6一本を持って走りました。他にレンズがあればな~なんて思うことはまったくありませんでした。

イマイチなところ

望遠にするとレンズが思いのほか伸びる!
ちょっとカッコ悪いかも。

広角が少し物足りない!
16mmスタートだったらよかったのに! と思うことが、たまにあります。

荒川を走ってパシャリ!

小川町を走ってパシャリ!

まとめ

FUJIFILMのカメラを購入しようと考えていて、最初のレンズを何にしようか迷っているサイクリストがいるとすれば、私はXF18-135mmF3.5-5.6を強くオススメしたい!

単焦点レンズには及ばないものの、なかなかの描写力があるうえ、幅広い焦点距離でさまざまなシーンに対応できて、わずか490g。X-T2とセットで約1kgです。

たすき掛けにしてロングライドしても、肩にストラップが食い込む!とか、肩が疲れる!といったことは、特に感じたことがありません。

サイズ感もちょうどよく、X-T2と組み合わせるとコントアーマグナムにぴったり! クッションは入れていないので転倒したらアウトですが、車体からバッグを簡単に外せるし使い勝手がいいから、ついついカメラバッグのように使ってしまっています。

とにかくサイクリングにオススメなXF18-135mmF3.5-5.6。FUJIFILMユーザーだったら、ぜひ手にとってみてください!

撮影機材:X-T2XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR