自転車

OPEN PROの手組ホイールを組み換えました

組んでから数年経つ手組ホイール(リム:OPEN PRO CD、ハブ:105、スポーク:星2mmプレーン)のスポークを交換しました(組み方はオーソドックスな6本組)。ホイールのスポークテンションが低下しており、テンションを高めるならついでにスポークも交換しようと考えた次第。

加えて15年使用している105のHB-5501、FH-5501ハブもULTEGRAのHB-6500、FH-6500ハブに交換。105のハブはまだまだ使えますが、気分転換のために新しいハブをインストールしてみました。それにしてもシマノのハブは丈夫だ。。。

HB-6500、FH-6500の概要

何年か前にセカイモンで落札した(2万円くらいで)デッドストックのハブで、フロント・リアどちらも32H。計測したらこんな感じでした。

HB-6500
FH-6500

今まで使っていたHB-5501、FH-5501と同じ寸法でした。ついでにいうとDURA-ACEのハブHB-7700、FH-7700ともほぼ同じ寸法。実は、以前ヤフオクで購入した虫食いアリのHB-7700、FH-7700は売却していて、デッドストックのHB-7700、FH-7700を購入し直しています。

オークションサイトではデッドストックのハブを落札するべきですね。美品と記載されていても虫食いがある場合がありますから。

左からFH-5501、FH-6500、FH-7700

スポークの概要

星の2mmプレーンと星のアルミニップル。フロントのスポークは294mm。リアの反フリー側は293mm、フリー側は291mm。6本組の適正なスポーク長はこの長さから+1mmです。今回はあえて1mm短いものを使ってみました。スポークが短いことで何か変化があるか試してみたかったからです。結局、ニップルの頭が飛びやすくなるだけかもしれませんが。。。

何組もホイールを組んできましたが、スポークは2mmプレーンのものがいいですね。スポークが太いため、スポーク同士がクロスする部分により強い抵抗が生まれます。それによって、かかりのいいホイールになります。

ホイール組みの秘密兵器

IceToolz(アイスツールズ) スポークレンチ

始めはパークツールのニップルレンチを使い、スポークテンションを上げる最後の局面で「IceToolz(アイスツールズ) スポークレンチ」に交換。かなりニップルが回しやすい! スポークテンションを簡単に高められました。

パークツールのニップルレンチ

まとめ

重量1910gと堅牢なホイールが完成しました。漕ぎ出しは軽く、反応のいいホイールです。105とULTEGRAハブの性能の違いは感じられませんが、ハブが綺麗になって気分も上がります。

早速、東秩父でヒルクライムしてきました。ホイールの重量は重いですが、リム自体の重量は軽量。スポークのテンションを上げているため、ペダルを踏めば坂道でもぐんぐん進んで面白い。手組ホイールは作っても乗っても楽しい。

次はどんな手組ホイールを作ろうか、妄想を膨らませる日々です。

白石峠で試走
50分50秒。遅い。これはホイールのせいではなく私の力のせいです