自転車

【三ヶ島製作所ALLWAYS】私がビンディングペダルを卒業した理由

私がロードバイクを購入して一番はじめに行ったカスタムはペダルの交換でした。最初についていたフラットペダルをUltegraのビンディングペダル(SPD-SL)に交換し、これでサイクリストの仲間入りだと嬉しくなったものです。    

10年近くはビンディングペダルを使っていましたが、徐々に不都合が出てきたためフラットペダルに交換し、ビンディングペダルを卒業しました。

なぜ、私がフラットペダル派になったのか、その理由を紹介します。

目次

専用のシューズが高い

1~3万円します。一度購入すれば長い間使えますが、それでも高価だと思います。ちなみに、今年の冬、私が自転車に乗るときに使っているシューズはワークマンの「防寒ブーツ ケベック」(税別1,900円)。軽量なうえ足首からつま先までぬくぬくで、快適にサイクリングが楽しめます。当たり前ですが、サイクリング向け商品ではないので普段使いもOK。コスパは最高です。

私服で自転車に乗れないから

ビンディングシューズとくにSPD-SLタイプのものを履く場合はレーパン&サイクルジャージはセットだと思います。デニムにSPD-SLタイプのビンディングシューズの組み合わせはカッコ悪いですよね。私服でスタイリッシュに自転車に乗りたい人はフラットペダル&普段履きの靴一択です。

目的地での散策に向かないから

ビンディングシューズだと歩き回ることが大変です。私はロードバイクでよくポタリングするので、歩きやすいシューズを履くことは必須です。ポタリングの定義からは外れると思いますが、私は筑波山のふもとまで自転車で行ってそこから山頂を目指したこともあります。このように多様な自転車ライフを楽しむならビンディングシューズは邪魔になります。

スパイク付きのフラットペダルの良さを知ったから

ビンディングペダルの良さは引き足の力を推進力に変えられることです。フラットペダルだと引き足の力を利用できません。ですが、スパイク付きのフラットペダルなら、スパイクがシューズの底に食いつき、7時の方向くらいまで引き足が使えます(これはあくまで自分の感覚です)。

さらに、ヒルクライムや加速しているときなど、急に力を加えたときにシューズとペダルがずれにくい。これも何気にポイントが高いと思った点です。ダンシングしていてペダルを踏みそこなうと危ないですからね。

ポタリングはもちろん、ヒルクライムやロングライドまでスパイク付きのフラットペダルなら十分にこたえてくれるはずです。私は日本横断や千葉県一周もスパイク付きのフラットペダルで成し遂げています。

おすすめのフラットペダル

それで結局どんなフラットペダルがいいの?という疑問に対する答えは、個人的には三ヶ島製作所の「ALLWAYS」をおすすめしたい。

こちらは、オフロードからアーバンスタイルまで、多目的に使用できます。トリプルシールドベアリングを採用しており、回転が驚くほどなめらかです。息を吹きかけるとペダルが回ります。ペダルを踏んだ力が失われずに推進力に変わり、気持ちよく自転車に乗ることができます。

スパイクピンが尖りすぎていないので、靴の底がボロボロになるなんてことはありません。お気に入りの靴を履いて自転車に乗ってください。

その他の候補を挙げるとすれば、Wellgoのペダルはいかがでしょうか。個人的には使ったことはないのですが、サイクルショップの店員が三ヶ島のペダルと同じくらいよく使っているという印象があります。いろいろな製品を試しているプロがプライベートで使っている。これほど説得力がある証拠は、他にはないと思います。

実は私も軽量なチタンシャフトを使った「C-260」の購入を考えていたりします。購入した際はレビューする予定です。楽しみにしていてください。