青春18きっぷ×ブロンプトンで佐渡島サイクリング 旅編

今年の夏、青春18きっぷを利用して、お金をかけずに佐渡島でサイクリングしてきました。旅の予定は3日間。1日目は移動に費やし、2日目は島内を適当にポタリング、3日目は東京へ戻る、という2泊3日のお手軽旅です。

青春18きっぷ×ブロンプトンで佐渡島サイクリング

旅の初日、17:00頃に東京を出発し、終電で新潟駅に到着しました。その後、佐渡汽船のフェリーターミナルに向かい、夏の時期にしか運航していない深夜2時ごろ新潟港発、翌朝5時ごろ両津港着のカーフェリーに乗船。フェリー内で仮眠をとり、目を覚ますと佐渡島に到着していました。

相川拘置所が思いのほか映える

早朝5:00、両津港を出発し、国仲平野を西に進みます。最初の目的地は「北沢浮遊選鉱場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)」。両津港から30km弱なので、到着までは約3時間といったところ。

加茂湖をバックに田園風景が広がります。田舎の風景に心が癒されます。

たいしたアップダウンもなく、苦労せずに西側の海に出ました。ここから北上して目的地へ向かいます。アップダウンは激しそうですが、そんなに距離はないはず。

しかし、そろそろ目的地、というところで道に迷ってしまいました。30分くらい彷徨ったでしょうか。坂が多いので足に疲労がたまり、休憩でもしようかと思ったやさき、細い路地を抜けた先で風情ある街並みに出くわしました。道の端にある看板を読むと、ここは「京町通り」と呼ばれる鉱山盛期の繁華街と書いてあります。まわりを見ると山の緩やかな斜面に家々が並んでいます。街並みを隅々まで見たくなったので、少し寄り道することにしました。

坂を上ったところに「相川拘置所」なるものが見えます。綺麗な京町通りにあって違和感がたっぷりです。雰囲気も怪しく入ってみることにしました。

高さ3mくらいの塀が建物をぐるりと取り囲んでいます。

拘置所内はひんやりしていて寂しい雰囲気。炊事場や独房があります。なかなか写真映えするスポットだなとうれしくなり、夢中で写真を撮りました。

北沢浮遊選鉱場跡の遺跡感がハンパない

気が済んだところで拘置所を後にして、京町通りを抜け、当初の目的地である「北沢浮遊選鉱場跡」を再び目指します。

今度は迷うことなくたどり着けました。

日本で初めて金銀鉱石の浮遊選鉱法を採用した選鉱場。goo辞書によると浮遊選鉱法とは「粉砕した鉱石を、油や起泡剤を加えた水に入れてかきまぜ、ぬれにくい鉱物粒子を気泡に付着させて分離・回収する方法」とあります。

観光客は数人いて、なかには英語を話す人もいます。アニメに出てくる古代文明の遺跡のような雰囲気。どうやって稼働していたか気になります。

こちらは美しい曲線をたたえた「シックナー」。工業用水を確保するために使用された、水と不純物を分離する装置です。直径約50mもあります。

とても満足しました。

 トキの森公園でニッポニアニッポンに拝謁

街に戻り寿司屋「まるいし」で腹ごしらえをした後、「トキの森公園」に行くことにしました。過去3回も佐渡島に来ているのに一度もトキを見たことがなかったので、見に行くことにした次第。

両津港方面へ自転車を走らせ、1時間強で目的地にたどり着きました。

世の中はコロナで大騒ぎなのに観光客が沢山います。あまり多くの観光地に行くのははばかれるけどココだけは外せないということなのか。佐渡島の人気スポットなのがうかがえます。

トキを間近で眺められます。離れたところから見ると凛々しいけれど、近くで見ると目が真ん丸で怖い。一生分のトキを見た気分です。もうお腹いっぱいです。

初めてのソロキャンプはなかなか快適

いい時間なので、本日宿泊する「窪田キャンプ場」へ向かうことにします。「へんじんもっこ」でサラミを購入し、「みるく・ぽっと(佐渡乳業直売所)」でアイスクリームを食べ、キャンプ場に着いたのが16:00ごろ。管理小屋で料金(たぶん2000円以下)を払い、テントを張った後、自転車で5分くらいのところにある温泉に向かいました。

汗を流してさっぱりすると、空は薄っすらと赤く染まっています。スーパーマーケットで食料を購入してキャンプ場に戻ることにしました。

おこわとサラミ、白ワインで乾杯です。

普段お酒は飲まないので、この日はすぐに酔いが回り、気持ちいい気分になりました。ヘリノックスのチェアに座り、今日一日の出来事を反芻すると、自然に笑みがこぼれます。キャンパーの楽しそうな話し声と夏を感じさせるセミの声。贅沢な時間が流れます。

kindleで本を読んでいると眠くなったので、20:00前でしたがさっさと眠ることにしました。だいぶ疲れていたので、一瞬で眠りに落ちました。

翌朝は雨がパラついたので予定を変更

深夜2:00。雨がテントに当たる音で目が覚めました。天気予報を確認すると、どうやら時間の経過とともに天気が悪くなるようです。最終日は軽く島内をポタリングする予定でしたが、さっさと荷物をまとめて帰ることにしました。5:00ごろに両津港発のカーフェリーがあるので、それに乗船することにします。

まわりのキャンパーに迷惑がかからないように静かにテントをかたずけ、キャンプ場を後にしました。

まとめ

ブロンプトンで佐渡をお気楽に走りたかったので、アップダウンの激しい海岸線は避け、国仲平野を中心に探検したのは正解でした。キャンプ道具をブロンプトンに積んで坂を上るのはとてもしんどいです。キャンプツーリングするなら平地中心のルートを選択するのをオススメします。

今回の旅はコロナが比較的鎮静化していた8月に実行しました。実は一番心配だったのが、旅先での発熱でした。というのも、フェリー乗り場で検温を実施していて、発熱している人は乗船を断られるそうなのです。

島に渡る前で乗船拒否されてもいいのですが、島に渡った後、戻ってくる時に乗船拒否されたら最悪です。島内で一定期間拘束され、職場の人たちに大きな迷惑をかけることは避けられません。

上記の事実は、新潟のフェリー乗り場に行くまで知りませんでした。佐渡島に渡るか渡るまいか迷ったのは言うまでもありません。私の仕事は一部の業務を除きリモートワーク可能だったので、最終的に佐渡島へ渡る選択をしましたが······。

コロナ真っただ中の離島への旅。みなさんもお気をつけください。




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